2019.9.8 今日のドル円相場テクニカル分析
今回から、相場のテクニカル分析を行いたいと思います。
大体、相場が閉じた週末にまとめて分析していますので、時間があれば、特に人気のドル円を中心にアップしていきます。
参考になるかわかりませんが、よろしくお願いします。
週足
エリオット波動理論による分析
2012年7月ころからはじまった5波の急激な上昇の後、トレンドラインを下抜け。
トレンドを付けながら下落し、フィボナッチの50%と2波の根っこのディセンディングトライアングルの下辺を伸ばした水色のライン付近付近で止まる。
その後、三角保ち合いを形成するも、同三角の5波(赤色の5)が下抜け。
さあ、歴史的展開となるかと思いきや、長い下ひげを伸ばして三角保ち合いの圏内へ戻る。
しかし、三角の上辺に当たって再び下落、さらに三角下抜け。
なかなか迷わせてくれるドル円。下ひげが妙にいやらしく判断を鈍らせます。
しかし、価格は再び三角を下抜けて下辺にリテストを付けています。いよいよ本格的な下落に信憑性が出てきました。
日足
さて、日足の環境認識ですが、前述のとおり、三角保ち合いの下辺を下抜け、リテストを付けています。
さらにその後、直近安値がサポートになるかと思いきや、勢い良く下抜け、現在レンジを組んでいる状況。
上目線の場合
週足の親波のフィボナッチ38.2%に阻まれ、上げ止まっています。
直近のダブルボトムは、右下下がりでやや信頼性にかける。
しかし、20日移動平均線(黒色)の上に来ているので、一時的な上げの後、再び下落して逆三尊を形成する可能性も。
下目線の場合
下落の1波(赤色の1)の値幅観測フィボナッチを3波の頂点に当てると、あと11.4%若しくはさらなる下げ余地(1波の127.4%、161.8%)があることを確認。(1波のエネルギーを全部食っていない。)
やはり右下下がりのダブルボトムが気になる。
対局的には、やはりダウントレンド。
日足の分析まとめ
日足レベルでは、やはりダウントレンドに間違いありません。
ただ、1波のエネルギーを全部食っていないところを見ると、ダブルボトム失敗の形からフィボナッチ0%まで下げてから上昇の4波が入るとシナリオ通りです。
まあ、そう簡単にはならないでしょうけど。
「予想はよそう」ということで次の4時間足。
4時間足
4時間足を見ると、今後の方策が立てやすい。
対局は下目線だが、果たして?
右下下がりのダブルボトムが予想に反して失敗パターンとならなかった場合、一時的な上げの可能性がある。
ただし、現在、ダブルボトムの右辺が1波、2波、3波、4波で今、5波が出かかっているところ。
この5波が3波の頂点を越えられず、切り上げラインを下抜けした場合、私は、「下で確定」と見ます。
その場合は、下のピンクラインか、さらにその下、フィボナッチの0%(日足の図参照)まで指値するでしょう。
ドル円の分析まとめ
さて、今回は、独りよがりのドル円分析を初公開してみました。
週明けのトレードを楽しみにしたいと思います。
それでは、また!!