1 ウォルフ波動とは

ウォルフ波動は、Bill Wolfe(ビル・ウォルフ)というトレーダーが提唱した波動論です。

英語では、Wolfe Wave(ウルフ・ウェーブ)と呼ばれ、

市場の動きは海の動きと変わりない

という彼の信念に基づいて生み出されました。

この波動論は、物理の法則である作用反作用の法則が元になっています。

では、作用反作用の法則ってなんでしょうか。

例えば、二つの質点A,B間において,AがBに力 (作用) を及ぼすとき,逆にBは必ずAに力 (反作用) を及ぼす。

この作用と反作用との大きさは等しく,逆向きで,AとBを結ぶ直線の方向に働くという法則です。

2 ウォルフ波動の条件

ウォルフ波動に当てはめるには、いくつかの条件をクリアする必要があります。

まず以下のチャートをご覧ください。

これは、見事にウォルフが決まっている例です。

チャートを分析していくと必ずチャネルや三角保ち合い等のチャートパターンを形成しますが、もしもあなたがその先を予測しようとした時、ウォルフ波動論は大きな味方になります。

ウォルフ波動が決まる条件は、

  1. ②は、天井である。
  2. ③は、最初の下落でつけた底である。
  3. ①は②の前の底である。
  4. ③は、①の底よりも安くなければならない。
  5. ④は、③の次にくる天井である。
  6. ④は、①の底より高くなければならない。
  7. トレンドラインを①から③に引くことができる。
  8. このラインの延長は、⑤からの反転を予測するポイントである。
  9. ①から④へ引かれるライン上が目標価格となる。

があります。

3 ウォルフ波動の使い方

もちろん、上記条件を満たしたからといって、いつも正確に決まるわけではありません。

「チャネルができたなー」

とか、

「三角保ち合いだなー」

とかいった場合に、①から④のラインを引く癖をつけておくと良いでしょう。

①から④のラインが引けると、次の⑤が予測できますよね。

つまり④をつけた段階からエントリーが見込める。

そして、⑤をつけた段階で反転を見極めて再度エントリーができる。

まさに、一粒で二度と美味しい素晴らしい理論なのです。

さらに、その他のテクニカルと組み合わせてみたり、他の重要なラインと重なるところを意識してみたりしながらトレードチャンスを増やしてみてください。