○ 業者選びのポイント

これからFXを始めるといっても、最初にしなければならないのは、FX業者選びです。

 FX業者は、国内、海外を合わせるとたくさんありますから、「一体何を基準に選べばいいの」と考えるかもしれません。

そこで、ここではFX業者を選ぶ時のポイントについてご紹介します。

FX業者を選ぶ際のポイントは、

  1. スプレッドの広さ
  2. 通貨ペアの取引単位
  3. スワップポイントの水準
  4. 通貨ペアの多さ
  5. 約定力
  6. 取引ツールの使いやすさ
  7. 自動売買ツールの有無

等があげられます。

○ スプレッドの広さ

 FX取引を行う上で、もっとも重要なのは、このスプレッドです。

スプレッドは、取引を行うたびに影響します。

要は、「売値と買値の差」を言い、実質このスプレッドが業者の利益=手数料なわけです。

チャートを見ながら、「ここで買いだー、エイヤー」でエントリーしても、実際には、少し高い価格で約定するのはこのスプレッドによるものです。

よって、FX業者を選ぶ際は、まずこのスプレッドに注目してみましょう。

スプレッドは、通貨ペアによっても異なりますが、国内業者であれば、米ドル/円で0.3銭が主流になってきています。

スプレッドは、原則固定?

FX業者が設定しているスプレッドには、固定制と変動制があります。

固定であれば、原則そのスプレッドで取引が可能なのですが、この原則というのが案外くせ者で、相場環境が激しく変動している場合や取引時間(参加者の少ない時間帯等)により、スプレッドが開くこともあります。

また、変動制を導入している場合は、相場環境により変動することを意味しますので、スプレッドが広い時間帯にエントリーすると大きな手数料を支払うことになる可能性があります。

この辺りは、FX業者のホームページで確認することができる場合があるので、取引前によく確認することをオススメします。

ただし、スイングトレードやロング的なデイトレードをしようと考えているならば、スプレッドの大きさは、それほど気になりませんので、スプレッドよりも他のサービス(セミナーや情報提供、スワップや取引環境)等を優先に業者選びをするとよいでしょう。

また、取引スタイルに合わせていくつかの業者に口座を開設しておくことも、将来的には良いかもしれませんね。

○ 通貨ペアの取引単位

 最低取引単位も実に重要で、一般的な国内業者は、1万通貨からが主流ですが、最近では、1,000通貨単位で取引できる業者も増えてきました。

 レバレッジ25倍であれば、約4,000円の証拠金を口座に入金すれば、取引可能ということになります。

 リワードは少ないですが、まずはリスクを抑えて取引したい、という初心者の方にはおすすめです。

ここで少し嫌なことを書きますが、最初は、はっきり言って、負けて当たり前です。

しかし、だからと言ってデモトレードでは、実際のトレードをしているという緊張感がなく、また、悪いトレード癖がつくので、最初から少額取引を始めるのが無難だと思います。

なので、よほど資金に余裕のある方なら話は別ですが、できるだけ必要証拠金が少なくてすむ業者を選ぶのがよいかと思います。

○ スワップポイントの水準

スワップポイントは、通貨間の金利差のことを言います。

外貨預金等で言えば、金利の高い通貨に投資をしてインカムゲインを得ることが目的となりますが、FXにも似たようなメリットがあります。

これが、スワップポイントというものです。

要するに、低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買ってポジションを維持するだけで、スワップポイントをもらえてしまいます。

米ドル/円の取引であれば、1万通貨当たり1日10円のスワップポイントですね。

たったの10円ですが、これを1年間保有すると・・・

スワップポイントは、日数に応じて加算されるもので、長く持つほどお金がどんどん貯まります。

ただし、1年間も同じ通貨ペアを保有するのは、リスクでもありますので、エントリーポイントは慎重に考える必要がありますね。

また、逆に高金利の通貨を売り、低金利の通貨を保有すると、スワップポイントはマイナスですから、取引に慣れないうちは、エントリーの前にしっかりと調べてから行うようにしましょう。

ちなみに、日本の金利は、年0,5パーセントと超低金利ですね。

超高金利の代表格、南アフリカランドは、11,5パーセントです。

だから、日本円を売り、南アフリカランドを買って長期間維持すれば、たくさんのスワップポイントが受け取れるということになりますよね。

等と、少し調子のいいことを書きましたが、あまり情勢の安定しない国の通貨を買うことにはリスクがつきまといますから、これもおすすめはしないですよ。

○ 通貨ペアの多さ

一つの通貨ペアに絞ってエントリーチャンスを狙うのもいいのですが、あまりこだわりすぎると、

エントリーチャンスが少ない

です。

FXで勝つカツは、待って待って待ち倒す。

チャンスが来るまで、ひたすら待つ!!

実は、これが鉄則です。

そのようなわけで、できれば、数多くの通貨ペアを監視して、エントリーチャンスを増やしましょう。

○ 約定力は確かか

 約定力とは、意図する価格、タイミングできちんと取引が成立する確率のことですね。

FX会社のサーバーの問題で、例えば

  • 取引が活発になる時間帯(ニューヨーク市場が開く時間帯等)
  • 重要な経済指標の発表時
  • 各国の要人発言、金利政策の発表等で為替市場が大きな影響を受けるとき

等は、サーバーに対する負荷が増えて、思い通りに約定しない(スベる等と表現します)ことが現実に起こるわけです。

そうなると、やっぱり約定力の高い(サーバーが強い)業者を選ぶのが一番安心ですよね。

○ 取引ツールの使いやすさ

 FXは、チャートと向き合い、分析・予測をしながら取引を行っていきますので、それらをサポートする情報やツールは必要不可欠です。

それに、なんと言っても取引ツールを直感的に操作できないと、ストレスがたまってしまいます。

大切な資産を運用しているわけですkら、少しでも取引画面に集中したいですよね。

また、取引ツールからアクセスできるかどうかは、業者によりけりですが、

  • マーケット情報
  • アナリストレポート
  • 困ったときのフォロー

等、ユーザーをサポートする体制が整っている業者がいいのは言うまでもありません。

例えば、

  • 重要な指標の予想・結果がすぐにわかるか
  • 市場の動向はどうか
  • 専門家の独自な見解
  • 為替ニュースへのアクセス
  • 電話やラインによるサポートの有無

等、かゆいところに手が届くサービスは心強いものです。

もちろん、何が欲しいか、どこが自分に合っているかは、人それぞれなので、色々なところで口座を開設してみるのも1つの手ではないかと思います。

○ 自動売買ツールの有無

自動売買ツールは、要するに、自動で取引してくれるツールのことです。

  • インヴァスト証券のシストレ24
  • 外為オンラインのiサイクル注文

なんか有名ですね。

自動売買ツールには、自分でプログラムを組んで行うプログラム型や、最初の設定だけをしてあとは機械にお任せ自動売買型等があります。

ただし、きちんと設定して管理しないと痛い目に遭うかもしれませんね。

○ その他

大体、これまでに述べた事項を網羅している業者であれば問題ないのですが、プラスαで少し頭の片隅にいれていただきたいことをいくつか申し上げておきますね。

スキャルピング可能か

これから、初めて口座開設する方にとっては、スキャルピングをするかどうかわかんないって方ばかりだと思うのですが。(難しいし、家庭崩壊するし、本業に支障でるんで、兼業の方にはあんまりオススメしません)

 スキャルピングは、極めれば莫大な利益を得られる可能性がありますし、何よりもいち早く経験を積めるという利点もあります。

ですから、今はよくわからないけど、いずれはスキャルに挑戦したい、という方は、最初からスキャルピングを許容している業者を選んでおく必要があります。

というのも、スキャルピングは、数秒から数分の間、わずかな値動きを狙って行うもので、スキャルピングをする人が増えれば、当然、業者のサーバーに負担がかかります。

そうなると、業者も万全な顧客サービスを実現することが困難な状況になりますので、このスキャルを禁止する業者は、実は意外と多いのです。

とはいっても、あんまり無茶苦茶なことしなければ、口座凍結されるとか、そんなこと滅多にありませんが。

スキャルピングに興味があるのであれば、最初からスキャルピングオーケーと公言している業者を選びましょう。

例えば、ヒロセ通商などは、スキャルピングオーケーを公言しています。

資金の入出金は

肝心なチャンス相場で、資金を入金しても、口座に反映されるのが翌日とかだったら、洒落になりませんよね。

資金の入出金に関しても、

24時間、リアルタイムで入金できるか

というのも大事なポイントですね。

キャンペーンの有無

業者によっては、取引実績により、キャッシュバックキャンペーンを実施していたり、一定期間の取引量に応じて食品を送ってくれるうれしいサービスを展開する業者も存在します。

自分にあった業者を選びましょう。

結論、どこの業者も開設手数料は無料ですから、複数開設してみて、自分にあった業者を選ぶようにしましょう。